気分が落ち込む!更年期うつとの向き合い方は?
更年期になって初めてうつの症状が出て、うつってこんなに辛かったの?と驚かれる方も多いでしょう。
更年期障害もうつも、やはり個人差があります。でも、軽度だとしても辛いことには違いありません。もちろん、重い症状になればさらに苦しいのは当然のことです。では、そんな更年期のうつとはどうやって向き合っていけば良いのでしょうか。
まずは認めることから始める
まず、自分で認めることです。更年期を迎えたことによってただでさえ老化を感じている時なのに、うつにまでなってしまった…誰だって落ち込みますし、嫌です。女性ホルモンのバランスが崩れてしまったことが原因だとわかっていても、うつになってしまったのを認めたくない人もいらっしゃいます。しかし、認めないといつまでもそのギャップに苦しむことになってしまうのです。実は、それが一番辛いんですよね。
私自身最初はうつになってしまったことを認めることが出来ませんでした。多くの人と同じように、「更年期だから病気じゃない!」「更年期だから我慢しなくちゃ!」と思っては必死に耐えていました。でも、イライラして周りの人を傷つけてしまうこともあったんです。その度に余計にイライラしてしまって、完全に悪いループの中にいたと思います。正直、うつに対しての偏見もありました。だからこそなかなか認めることが出来ませんでした。
しかし、更年期うつには女性ホルモンの減少というハッキリとした原因があります。誰が悪いわけではないのです。
女性ホルモンの減少が原因
私は当初更年期うつのことを、【更年期障害の症状が辛いから起こる】ものと考えていました。しかしながら、実際には【女性ホルモンの減少が原因】なのです。自分の心が弱いから、甘えているからと考えていたのでこのことを知った時は脱力しました。
結局、体のメカニズムの1つです。風邪をひく人がいるのと同じように、更年期うつになってしまう人もいます。それを認めることで、心が穏やかになりました。認めるのは怖いかもしれませんが、認めると心に与えていた矛盾がスッキリするので、精神的にはとても落ち着きます。
0コメント