更年期のイライラは周りからの理解を得ることが大切

更年期の辛い症状の一つに、【イライラ】があります。

怪我や高熱のようにわかりやすい症状ではないため理解されにくいですよね。そして、イライラしてつい相手を攻撃するような言葉を使ってしまい、人間関係を壊してしまうケースもあります。

実際、更年期のイライラを家族にぶつけてしまって不仲になってしまうというのはそう珍しいことではないのだとか。うつ状態まではいかなくても、なんだかイライラしてそんな自分が嫌で…そう思う方も多いかと思います。

周りの理解を得ると楽になる

まずは周りの理解を求めること。「更年期でイライラしている」これだけ伝えても、残念ですがワガママのように聞こえてしまいます。更年期なんて女性ならみんな来るんでしょ?生理みたいなものでしょ?と思っている人が大半なのです。

そのため、更年期の辛さ自体をしっかり理解してもらう必要があります。イライラだけではなく体の症状もあるし、ひどい人は何年も続いたり入院しても良くならないケースもあります。こういったことをちゃんと伝えておく必要があるのです。

自分では「イライラしても笑顔で頑張ろう!」と思っていても、実際にはそううまくはいかないもの。いつの間にか普段よりも嫌味っぽくなったり、自分でも知らない内に誰かのことを傷つけてしまう恐れもあります。私自身がそうでした。そして、一人で頑張ろうとすると余計に辛くなってイライラしてしまって…そんな悪いループに陥ってしまうんです。

心の変化というものは、隠しても隠しきれるものではありません。そのため、こういう理由でイライラしてしまうから許してほしい、少し気遣ってくれると嬉しい、と周りの人にしっかり伝えてくださいね。身近な人が支えてくれれば、やはり気持ちは違います。

私は更年期を過ぎて、更年期の症状を抑えることよりも、理解してもらうことが一番大切だったと感じています。周りの理解があれば休みを取ったり体温調節で手間を取ったりすることもやりやすくなります。何より、大切な人間関係を壊さないためにも必要だと思うのです。

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