実際に体験した更年期うつの症状

今回は、実際に私が体験した更年期の症状をご紹介させて頂きます。

私の場合、更年期は何ともいえない不調から始まりました。いわゆるだるさです。その後ホットフラッシュなどがやってきて本格的に更年期を迎えることになるのですが、更年期うつはそれらの症状を自覚し始めてから約三ヶ月後くらいにやってきました。

そのため、最初は「更年期障害があって辛いからこうなっちゃうんだな」と、更年期障害とは切り離して考えていたのです。

不安、被害妄想が辛かった

とにかく嫌だったのは、不安です。あれもこれも不安で仕方ないのです。例えば、ご近所付き合いはほどほどの距離でうまくやれていました。しかし、なぜだか周りの奥様方が私を笑っているように感じるのです。いわゆる被害妄想が始まったのですが、これが辛かったですね。私は誰からも愛されないどころか、嫌われている。家族だって本当は私なんかといたくないんだ。そう思い込んでは塞ぎ込み、考えることをやめてしまいました。

イライラが止まらない

そして、止まらないイライラで家族を攻撃するようになってしまったのです。例えば、妹。妹は元々身勝手なタイプではあるのですが、私とはウマが合うのでよく遊ぶ関係でした。しかし、そんな妹をひたすら攻撃。今までは、ちょっとワガママですがそこも可愛いと思っていた妹なのに、妹のそんな性格をネチネチ言うようになったのです。いつしか、攻撃する箇所をひたすら探して歩くようになっていました。もちろん妹との関係は最悪でしたね。

自殺願望

自殺願望もありました。このまま辛い思いをするくらいなら死んでしまった方がマシではないかと思うようになったのです。更年期はみんな訪れるのに、私ばかり辛くてどうして?不公平!と、またイライラしては周りに当たってを繰り返していたと思います。このように、私の更年期うつは非常に攻撃的な面がありました。誰かを攻撃することで気持ちが落ち着くという厄介なもので、周りにすごく迷惑をかけてしまいました。

しかし、本格的に治療をするようになったらピタリと気持ちが落ち着いたんです。ただ、妹とは今もギクシャクしています。誰が悪いわけではないのですが、もっと早く治療をしていればしこりも残らなかったのではないかと今も後悔しています。

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20代という若さで閉経を体験した私。。 このブログでは、若年性更年期のつらさや改善に役立つヒントを書いています。