更年期うつの症状がひどい時の対処法は?
更年期うつの症状には個人差があります。最初から最後までずっと軽度だったという方もいれば、いきなり最初から強い不安感や脱力感に襲われる方もいらっしゃいますよね。ホルモン補充療法や投薬での治療をしていても、それでも症状が強く出てしまう時があります。そんな時、どう対処すれば良いのか、家族はどうやって支えてあげれば良いのでしょうか。
休むことから始める
まず、とにかく休むことです。通常、うつになるととにかく心と体を休ませることが大切だと言われています。しかし、つい頑張りすぎて悪化させてしまう方が多いのです。なぜなら、更年期を理由にしてしまうからです。生理も妊娠も出産も、女性のものは全て個人差が激しいですよね。生理痛だって今まで感じたことが無いという方もいれば、毎月薬を飲む人もいますね。中には、あまりの痛みに耐えきれなくて病院に入院する方もいるほど。更年期の症状も同じです。逆に考えると、もっと重くなる可能性もあるのです。
私の場合、ホルモン補充療法を受けましたがそれでも疲れている時にはうつっぽい症状が出ることがありました。更年期障害と戦っていると、それだけで気持ちは疲れがちになります。この気持ちというのが実は非常に大きくて、やる気だったり元気が無ければ体までぐったりしてしまうんです。逆に体がぐったりしていると、最初は気持ちも元気だったはずなのに、段々と落ち込み気味になっていきます。そのくらい、心と体は密接につながっています。ほどよい疲れは心地良いですが、疲れすぎるのはどちらにも良くありません。
「抜く」ことを意識する
例えば、家事や料理は手抜きをしましょう。文句を言われても、それが病気の治療法の1つなのです。家族がいるなら助け合いましょう。ただ、これは綺麗事だということもわかっています。更年期障害の辛さを全然理解してくれない人もいるからです。そのため、理解するまで話すか諦めて最初から戦力として数えないくらいの気持ちでいることをおすすめします。全く動いてくれない人を頼りにするのは案外疲れますからね。
▼こちらの記事もご覧ください
0コメント